Paprika

色んな感想をつらつらと

キングオージャー(24話)

ジェラミー母の姿からデズナラクとは何かしらの血縁関係があるのだろうと思っていましたが、親戚ですってお出しされると、ジェラミーは自分のせいで親戚の子が大変なことをしでかそうとしてるので止めないといけないっていう必死さが垣間見えて辛い。

ジェラミーは5人と出会ってから右手を隠さなくなっていたけど、見慣れてないブーンにしたらあの右手はバグナラクの特徴なので排除すべきものという認識で、この世界の大多数の人はそうなんだよなという認識を改めて突きつけられて。しかもその原因を作ったのがジェラミー自身というのが。

人間とバグナラクが手を取り合って欲しいという願いがあったのに、自分が作った話が差別や偏見などを助長していたというのは大変ショックだし、物語を読んだ人の大半が自分が想定した解釈をしてくれるよう誘導しないといけない難しさがある。

ジェラミー自身も戦いの後に生まれた世代であり、実際に戦いを体験した訳ではないので二千年前の戦いのきっかけが何であったか誰もわからない。流石に黄泉の国に行って当時何があったんですか?と聞く訳にもいかないし。

ここに来てデズナラクが本当に辛すぎて、一緒に夏祭り楽しもうよ焼きそばとかき氷食べようよって気持ちになってくる。
次週で退場という雰囲気で、彼がいなくなった後はサナギム突き飛ばしてまであの場からいなくなったカメジムが台頭してくるのかな。
デズナラクの一番辛いポイント、度々地上には出てきて陽の光を浴びてる訳だけど、それではなくチキューの中心部のマグマの明るさに救われるようなトーンで明るいって言ってたの、元がミミズというのを差っ引いても辛い。

イシャバーナ製の花火があがってる裏でデズナラクの恨みつらみがこもった台詞を被せてくるの、栄華を極めた者たちと迫害された者たちの対比って感じでとても重いシーンに見えた。

ドゥーガが酷暑の中でもスタイル崩さないの凄いと思ってたら、お祭り滅茶苦茶満喫しててかわいい。兵士としての高田さんを結構満喫できて良。

次回、コーカサスカブト城も加えた大合体をする為に側近達も操縦するよ!という展開はクソ熱いし、ゲロウジームが人の姿に変化しないまま側近達の中に加わってるのが大変よろしい。
#戦隊
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